糖尿病の怖さは併発する恐れがある合併症

生活習慣病というのは本当に怖いものですよね?
若いときというのは自分なんかは関係ないと思い・・・あまり実感というのはありません。

それは自分が死ぬということを漠然としか考えられないというのに似ています。
「いつかは人は死ぬだろう」と思っていても全然実感はないものです。

生活習慣病の中でも私達の身の周りでよく聞くものの中で”糖尿病”があります。

糖尿病になると・・・さまざまな食事制限などが必要となります。
それがストレスとなる人も多くいるようです。

糖尿病と併発する合併症とは?

さらに糖尿病の本当の怖さというのは糖尿病と一緒に併発する『合併症』なんです。

糖尿病と一緒に併発する合併症の中でも特に発症しやす病気を紹介します。

  1. 神経障害
  2. 糖尿病性網膜症
  3. 糖尿病性腎症

の3つの病気が最も糖尿病と一緒に発症しやすい合併症といわれています。
この合併症の恐怖は”自分では気付きにくい”というところにあります。

つまり初期の段階では気付かないんです。

自覚症状がうすい・・・?

じわじわと犯されていき、気付いたときには取り返しがつかないということも多々あるということなんです。

まず、神経障害は糖尿病を発症してから5年以内に発症することが多いものとなり、手足のしびれがひどくなってきます。ひどい時には手足の切断を余儀なくされる場合もあり、その後の生活を車イスなしで過ごせないものとなることに・・・。

糖尿病性網膜症は糖尿病になってから7~8年ほどで発症しやすいものといわれています。
糖尿病性網膜症もひどいときには失明してしまう恐れがあり、取り返しが付かないことになることも・・・

糖尿病性腎症は糖尿病の発症から10年ほど経過すると併発するといわれており、身体の老廃物を外に排出(糞、尿、汗etc.として)出来なくなるというものです。

つまり糖尿病自体を甘くみることなく、しっかりとした定期健診を受けることが重要ということなんです。

正しい知識で糖尿病と戦う

確かにこれまで過ごしてきた生活習慣を改善していくことは非常に難しいことです。

しかし、変えないことには命にかかわるリスクがあるわけですから・・・そんなことは言ってられませんよね?

糖尿病の治療の目標は血糖値があがらないようにコントロールできるようにすることです。
これを行うこと合併症の危険性もかなり減るということになりますから。

今現在、糖尿病なんか関係ないという人でも糖尿病についての正しい知識を今のうちから蓄えておくことがおすすめです。

また今現在はひどくはないけど治療しているという方も合併症を併発するリスクがあるので甘くみないことが大切となります。

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